猫は生後1年で、人間の15歳くらいに相当するまでに成長し、骨格もほぼ完成してしまいます。
生後2年経てば約24歳になり、それからは1年ごとに人間の4倍の速さで歳を取っていきます。
では、猫の10歳は人間にすると何歳くらいになるのでしょうか?
そうです!
人間の56歳くらいになってしまいます。
猫の平均寿命は15歳ですが、短毛種の方が長毛種より長生きする傾向があるようです。
しかし、あっという間に猫は歳を取っていき、
一般的に7歳くらいから、老化が始まると言われていますが、個体差があります。
生活環境と食事の内容によって、老化の進み具合が違うようです。
ということは、愛猫に長生きしてほしいと願うのであれば、
日々の食生活をしっかりと管理してあげる必要があることが分かりますね。
猫も人間と同じように加齢とともに、腎臓や心臓機能が低下してきます。
そのため、良質なたんぱく質を適度に食べさせることが大切です。
高齢の猫用フードの活用も考えてあげましょう。
もちろん、適切なカロリーを守ることと、新鮮な水がいつでも飲めることなど、
配慮が必要です。
生活環境面での配慮は、誰にも邪魔されずに眠れる場所を確保してあげることです。
また、猫の健康を確認するために、
トイレの回数やおしっこの量、色(血尿など)のチェックをしてあげることで、
体調の変化に早く気付いてあげることができます。
毎日寝ている時間が増えてくると猫の老化のサインと考え、
その他に被毛のツヤがなくなってきた、
筋肉のハリが無くなったりと体の変化も見逃さないようにしましょう。
飼い主の愛情で、猫がしあわせな猫生を過ごせるようにしてあげることができれば良いですね。