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ミニチュアダックスフンドがかかりやすい病気とは?その症状と予防法

胴が長くて足が短い姿が可愛いミニチュアダックスフンドですが、

お散歩する姿を見かけることが多く、人気のある犬種であることがわかります。

 

ペットショップを見に行くと、小さいながらもやはり、

短足胴長の姿のミニチュアダックスフンドを多く見かけます。

その澄んだきれいな黒い瞳で見つめられると、飼ってみたいと感じる人も多いと思います。

 

今回は、そのミニチュアダックスフンドが掛かりやすい病気の症状と予防法について

ご紹介したいと思います。是非、参考にしてください。

 

 

・椎間板ヘルニア 

小型犬のミニチュアダックスフンドが最も掛かりやすいのが、この椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にある椎間板が損傷し、変形して脊髄や神経を圧迫する病気です。

症状は、進行のレベルにより分けられます。

レベル1:歩くのを嫌がるようになる。背中を触られるのを嫌がる。

レベル2:足を引きずって歩くようになる。

レベル3:後ろ足が動かなくなり、後ろ足を引きずり前足だけで歩く。

レベル4:排尿や排便が自力で出来なくなる。

レベル5:後ろ足の感覚がなくなり、痛みも感じなくなる。

 

症状の軽いうちに投薬により治療を行いますが、再発することが多く、

ヘルニアと診断された場合、手術を勧められることが多いでしょう。

早めの手術で回復する可能性が高くなりますが、

症状が進行していると、後ろ足に麻痺が残る場合もあります。

予防法は、日ごろから肥満にならないように気をつけることと、

腰に負担がかかる運動はさせないことです。

 

 

・糖尿病 

先天的な要因が多く、糖の吸収がうまく行われないために起こる病気です。

症状としては、水を多く飲む、尿が多い、尿が薄いなどです。

かかった場合の治療法は、インスリンの接種です。

糖尿病はかかってしまうと、完治することはありません。

 

予防法としては、大事なことは肥満にさせないことです。

 

 

・進行性網膜委縮 

ミニチュアダックスフンドは、目の病気にかかりやすい犬種です。

目の網膜の委縮と変性がゆっくり進み、進行すると失明する場合もあります。

先天性の疾患であると考えられており、今のところ予防法はありません

 

ミニチュアダックスフンドは、大変太りやすい体質の犬種です。

肥満は病気の原因になることが多いことを、

飼い主は心得て、しっかり体重管理をおこなってくださいね。