ペットとして人気急上昇中のフクロモモンガって知っていますか?
フクロモモンガは哺乳類で、体長16~21cm体重90~150gと小さな生き物です。
しっぽが胴体より長く、コアラやカンガルーと同じ有袋類の仲間です。
フクロモモンガには、前足と後ろ足を繋ぐようにひだがあります。
そのひだを使って飛ぶことができます。
子供のうちはあまり飛べませんが、練習をするうちに1~2mほど飛べるようになります。
夜行性で、メスはお腹に育児嚢があります。
生後半年くらいから、オスは縄張り確保の為に臭腺から分泌物を出すため、
臭いがきつくなります。
そのため、飼うときはメスを選ぶ人が多く、繁殖させないのであれば、
2匹飼う場合もメス同士で飼う人が多いほどです。
フクロモモンガは群れで暮らす習性があり、飼い主が仲間となり、遊ぶ時間の確保が必要です。
遊ぶ時間が取れない飼い主の場合、複数飼いがオススメです。
巣箱に飼い主の着古した衣類などを入れて、飼い主のニオイを覚えさせることと、
時間があれば抱っこをしてかまってあげることが必要です。
夜行性ですが、日光を浴びることも必要で、
カーテン越しに少しの時間日光を浴びせるようにしましょう。
好む食べ物は果物ですが、大好きな果物を主食にすると他の食べ物を食べなくなるので、
生の果物をおやつとして食べさせてください。
小動物用のペレットフードを主食としてあげることをオススメします。
フクロモモンガに限らず、動物を飼う事は覚悟が必要です。
お金も時間も掛かることをしっかりと認識して、途中で投げ出すことなく、
フクロモモンガとの時間を楽しんでくださいね。