冷静沈着な猫の気持ちを知るのは、かなり難しいことです。
しかし、愛猫とより深くコミュニケーションを取ろうと願う飼い主さんは多く、
猫の表情から気持ちを読み取ろうとしても、かなり難易度は高いです。
でも、クールな顔をして、実は猫は感じていることを
しっかりとしっぽで表現してくれていますよ。
どのように、しっぽを使って気持ちを表わしているのかを確認してみましょう!
・かまって欲しいニャン!
飼い主に甘えてかまって欲しいときの猫は、しっぽをピンと立てています。
猫は、独立心旺盛で甘えるしぐさなど見せないと考えるのは間違いです。
猫だって時には、
甘えたい、撫でて欲しい、遊んでよっ!
と飼い主さんに甘えたい日もあることを理解してあげましょう。
・くつろいでるのだニャン!
猫がしっぽを大きくゆっくりと振っている姿は、かなりリラックスした状態です。
機嫌の良い状態であると考えると良いでしょう。
・放っておいてほしいニャン!
イライラして機嫌の悪い状態の時にも、先ほどと同じようにしっぽを振ることがあります。
しかし、しっぽを振る早さが素早く、猫が嫌がっている表れです。
機嫌の良いときの振り方と見分けることで、猫の気持ちを知りましょう。
・戦闘モードだニャン!
猫がしっぽを逆立てているときは、驚いていたり緊張しているときです。
威嚇しているときにも、このような状態になりますが、
少しでも相手に自分を大きく見せるために行います。
このような状態でななめ歩きをしだしたら、完全に戦闘モードに入っていると考えましょう。
・僕のこと見えてないですよね?
しっぽを股に挟んでいるときは、猫は恐怖を感じているときです。
しっぽを隠して体を小さくすることにより、「僕はいませんよ」という表現をしています。
構わずに、見えなかったことにしてあげてくださいね。
・今体調が悪いにゃん!
しっぽをダラリと下げているときは、要注意です!
体の悪い時に見せるしっぽの動きの為、体調を見てあげて下さい。
どうでしたか?
猫もしっかり感情表現をしていることがわかりましたね。
しっぽの様子で、愛猫のご機嫌を確認して接してあげることも大切な事ですね。