最近ペットショップでも、よく見かけるようになったフェレットですが、
人気を集めている理由は何でしょうか?
この愛すべきフェレットの特徴と一緒に楽しく暮らす方法をご紹介しましょう。
・フェレットの身体的特徴
見るからに短足胴長のフェレットですが、これはイタチ科の動物の身体的な特徴と言えます。
この細い体で、狭い場所にもぐりこんだり、少しの隙間にも入るのが大好きです。
フェレットの平均的大きさは、オスのサイズが体長40~50cm・体重1~2kg
メスの方が少し小柄で、体長35~45cm・体重0.8~1.5kgです。
長いしっぽが特徴で、オスもメスも10~15cmの長さがあります。
夜行性の為視覚は弱く、嗅覚は大変優れています。
鋭い牙を持っているので、本気で噛まれると大変なことになります。
噛まれることのないように十分な注意が必要です。
・イタチ科のフェレットって臭いかも?
イタチと言えば、臭いガスを出すイメージを持っている人は多いと思います。
フェレットもイタチ科の為、臭腺がありますが、
ペット用のフェレットは除去手術を受けているので、臭いの心配は必要ありません。
・フェレットと暮らすための注意点
フェレットも各個体により性格は違います。
しかしながら、本来、明るい性格で、飼い主と一緒に遊ぶことを好みます。
機嫌の良いときには、「クックック」と声を出し、
怒る時には「シャー」と威嚇する声を出します。
寝言を言うこともあり、飼い主を信頼すれば、その寝言を聞くことができるかもしれません。
しかし、しつけはしっかりすることが重要です。
興奮したり機嫌が悪い場合に、本気で噛んでくるときには、大きな声を出して叱ることが重要です。
何度かそれを繰り返すことで学習し、強く噛むことはしなくなります。
・フェレットを飼うときのポイント
いつでも新鮮なお水が飲めるようにすることと、
エサ皿はフェレットにとって格好の遊び道具となるため、
固定できてひっくり返すことが出来ないものを選びましょう。
同じ場所をトイレとして覚えますので、簡単にトイレを覚えさせることができます。
そうです!
トイレと言い、フェレットはとても賢い動物だと言う事が分かりますね。
フェレットを飼うには快適な室内環境が必要です。
特に、夏場の暑さに弱いので、しっかり対策をしてあげて下さいね。
フェレットはその毛色や生まれた場所により、種類が分けられます。
またその寿命は6~10年と、非常に差が大きく、
これは飼い方によって大きな開きが有ると考えられます。
是非、フェレットが長く生き出来る環境で、楽しく一緒に生活してあげるようにしてくださいね。